胃カメラ
胃カメラ検査とは、内視鏡を鼻または口から挿入し、食道、胃、十二指腸の異常がないか調べる検査です。鼻から検査することで嘔吐反射が少なく、余裕がある場合には画面を見て頂きながら検査が出来ます。どうしても嘔吐反射が強い場合や不安な場合には鎮静剤を使用して寝ている間に検査することも出来ます。
手順
①検査前日は夜9時までに夕食を済ませて、検査当日は朝食を食べずに来院して下さい(水やお茶、スポーツドリンクは飲んでも構いません)。
②まず、鼻か喉に麻酔のスプレーをします。
③検査台に横になり内視鏡を挿入していきます。
→a. 異常がない場合には観察するだけで、時間も3分程で済みます。
→b. 異常がある場合には生検(組織の一部を採取し、顕微鏡で詳しくみる検査)
や、ピロリ菌の検査などの詳しい検査を追加します。
④診察室で検査結果についてご説明をします。
⑤検査後、1時間経てば食事をして頂くことが可能です。ただし、生検をした場合には3日程度、アルコールの摂取や刺激の強い食事は避けて頂く必要があります。
※生検をした場合、組織検査の結果が出るのに2週間程かかります。